日本最大級の食のボランタリーチェーンと
地域商業をITの力で支える
プロジェクト概要
食のインフラと地域商業をITで支える
全日本食品様は、日本全国約1600の商店が加盟する日本最大級のボランタリーチェーンを運営し、規模の利益と小売機能の本部代位による利益の創出、店舗作り支援などの事業活動のサポートによって、加盟店の繁栄と地域商業の発展に貢献しています。
フューチャーインスペースでは、商品供給、物流、リテールサポートまでを含めた全日本食品様の業務プロセスの中核を支える基幹システムの保守を担っています。
この基幹システムでは、全国の加盟店の商品仕入、在庫管理、配送、債権債務を本部が集中実施するため、日々30万件以上、金額にして数億円単位の処理を行っています。また、実績データをベースとした自動発注機能により適切な発注数量でチャンスロス対策や、商品計画や販売計画などの情報分析により、リテールサポートとして効率的な店作り支援なども実現しています。
100万ステップ、3000本以上のSQL、2万本を超えるバッチ処理によって構成されている基幹システムであり、また、店舗の営業時間だけでなく、倉庫や配送等の夜間の物流業務にも対応しています。そのため、ほぼ無停止での稼働が求められるシステムとなっており、保守に求められる品質や安定稼働への要求は高いものとなっています。
プロジェクトのポイント
フューチャーインスペースは、システム開発の際に顧客のビジネスや業務理解を常に心がけ、徹底的なヒアリングを行ったうえで課題整理や検討を実施し、システム化を進めるため、新たな施策やビジネス変更の目的達成を実現させることが可能です。
クラウド化した基盤の運用も行っているので、クラウドの優位性であるビジネスに合わせた柔軟なスケーリングや、目的に合わせた設計から実装、コスト最適化の提案、年間予算組みのための費用試算なども実施しています。
社外CIOを目指すフューチャーインスペースだからこそ、担当するシステムだけでなく、顧客の業務・システムの全体を理解した上で各種支援ができるため、IT関連の「よろず相談役」として、IT企画、年間計画策定、セキュリティ相談、当社事例紹介、中立的な立場での他ベンダとの商談支援なども行うことができます。
提供価値
- 基幹システムのインフラからアプリまでの一貫したサポート
- ビジネス要件・目的を常に考えた迅速で柔軟なアクション
- 自社担当範囲だけでなく、社外CIOを目指し、お客様と一体となって情報システム部門業務を支援